算命学:占い独学講座

算命学を独学で習得したい方々へ、有名人の事例などをまじえながら、実践的な知識をわかりやすく解説します。noteでも販売しますので、ご活用ください。

2024-01-01から1年間の記事一覧

フジコ・ヘミング氏、死去(算命学)

ピアニストのフジコ・ヘミング氏がお亡くなりになられた。 逆境に負けず強く生き抜いてきた姿と、温かい人柄がにじみ出る豊かな演奏は長年、多くの人々を魅了してきた。(※) ピアニストとして世に認められたのは六十代後半という遅咲きのひとだが、長い不遇…

算命学の基礎テキスト、ひとまず完結

第1回「算命学の全体像」(ガイダンス) 第2回「算命学と自然思想」(陰陽五行含む) 第3回「陰占入門(運勢)」 第4回「陽占を読む基礎」 第5回「天中殺の基礎」 と書いて、今回は基礎の最終回 第6回「鑑定マニュアル」をnoteで販売を開始しました。 算命学…

忌神帝旺と完全格(算命学)

先日亡くなられた元横綱の曙太郎氏の陰占を観たら、忌神帝旺でした。 意外…でも半会すると変化するから意味弱いよね…でも、よくみると、半会で殺印相生格になります。 月支が半会すると殺印相生格、しないと忌神が強くなる…なるほど。 詩網経験のないハワイ…

算命学の基礎テキスト(第5回)を販売します

今回は天中殺ですが、できる限り鑑定で使える実践的な内容になるよう努めました。 また、運命天中殺の導入として、後天運の観かたについても解説しています。 基礎の内容ではありますが、前回までの「自然思想」「陽占」「陰占」とあわせてしっかり理解でき…

基本的な技法で読めること

いまnoteで算命学の基礎のテキストを書いています。 算命学の「全体像」「自然思想」「陰占」「陽占」と来て次回は「天中殺」ですが、鑑定の練習を始めるのに必要な知識は以上で終了、あとは鑑定の簡単な手順を解説する予定です。 たったそれだけで何が読め…

算命学の基礎テキスト(第4回)を販売します

算命学を独学しているかた向けに、ネットのいろんな情報を読むときの核になるようなテキストを書いています。 前回の陰占に続いて、今回は陽占です。「こう教えてくれたらわかりやすかったのにな…」と自分が思うような内容にしました。基礎では、自分で簡単…

偏官格を活かす(算命学)

格法という陰占のパターン表のなかに、人体図の主星で観るもの(玄流八格)があって、そのひとつに「偏官格」があります。 算命学や四柱推命の本などで格の説明を読むと、大げさな表現が多くて、偏官格も「軍人の格」「天将星であれば大将軍の器」「後天運で…

算命学の基礎テキスト(第3回)を販売します

算命学を独学しているかたが、ネットのいろんな情報を読むときの核になる教科書になればいいなと思って、テキストを書いています。 基礎では、自分で簡単な鑑定を始められることが目標にしていて、今回はその3回目で陰占の基礎知識と初歩的な技法について解…

算命学の基礎テキスト(第2回)を販売します

本ブログの記事に大幅に加筆して、noteに有料記事を投稿しました。 今回は、基礎の第2回「「算命学と自然思想」というテーマで、陰陽五行論から十干・十二支・干支まで、算命学の基礎概念を独自の解釈を交えて解説しています。 学校の教科書やブログなど…

算命学の基礎テキスト(第1回)を販売します

本ブログの記事に大幅に加筆して、noteに有料記事を投稿しました。 算命学のテキストとして順次追加予定で、今回は基礎の第1回として算命学を学ぶときに役立つ全体案内のようなものを書きました。 https://note.com/jofukudo 早く占えるようになるには早…

結婚のタイミングを占う(算命学)

テイラー・スウィフトとトラヴィス・ケルシ―の恋が世間を賑わせています。今回はどうなるのか、気になったので占ってみました。 結婚するタイミングは、二人の宿命が複雑に絡みあってくることがあります。 中級者以上には興味深い事例だと思いますので、ご興…

星の使いかたを読む(算命学の全体像⑥)

まずは現実を観る 前回の記事を読んで、彼女が陽占の星をどう使っているのかを考えてみましょう。 まずは、宿命を観る前に、現実をよーく観ましょう。現実をよく観ずに宿命だけをいくら観ても、机上の空論に終わります。犯罪捜査では、現場を徹底的に観るで…

位相法と旺気刑(算命学)

位相法は地支の間の関係で、覚える型が多くて大変ですが、特に後天運による運勢の変化を観るときには役に立ちます。 ただ、ある型に該当しても、解釈の通りのことが起こるとは限らず、それだけで予測すると外してしまいます。 それに、新しい地支が周るたび…

雲龍型に注意(算命学)

連続して干合変化するのを「雲龍型」といいます。 虚気が強くなるので、本来の自分にはない魅力やカリスマ性を発揮するなどの良い面もありますが(下記ブログの記事を参照ください)、実気に戻らないでいると本来の自分の宿命から外れてしまうので、はしごを…

入格者の運勢は最強?(算命学)

算命学には、格法という陰占のパターン認識(※)というか、陰占を観て運勢の良し悪しを判断する早見表のようなものがあります。 ※データの中から決められた特徴や規則を識別して、取り出す作業のこと。 たとえば、下の左はイギリスのキャサリン皇太子妃の陰…

納音は夢が叶う?(算命学)

天干が同じで地支が冲動の関係にある干支を納音(なっちん)といいます。 六十の干支を円周上に並べると(宇宙盤といいます)正反対にあるから、真逆の気です。 だから、日干支と納音の干支が後天運で周ってきたら、これまでとは真逆の環境で、叶わなかった…

天中殺の結婚(算命学)

中丸雄一氏の結婚の鑑定をこちらのブログに掲載しました。 yourlife.hatenablog.jp 堂本剛氏・百田夏菜子氏と同じく、こちらも天中殺の結婚です。 天中殺で始めたことは長続きしないし、続けようとするとシワ寄せがくるというのが算命学の原則ですが、いたず…

鑑定の練習問題(算命学の全体像⑤)

性格を当てる? 今回は、鑑定練習とはどんな感じか、参考のため例を紹介します。 職場の人間関係に悩んでいる知人女性(40代、会社員、既婚・子なし)。彼女曰く… 女性ばかりの部署に異動したが、お局様やその周辺からなぜかにらまれ、孤立している感じで働…

鑑定してみよう(算命学の全体像④)

現実は単純ではない 鑑定できるようになるには「知識が2割、経験が8割」です。 これは、勉強すべきことは多くない、という意味ではありません。いくら勉強して知識が増えても、経験=多くの鑑定経験を積まないと、その知識は使いものにならない、ということ…

鑑定でよく使う占術(算命学の全体像③)

算命学では、持って生まれた気をあらわした陰占/陽占/後天運をさまざまな占術を用いて読み解いて、そのひとの(広義の)宿命を明らかにします。 では、算命学にはどんな<占術>があるのでしょうか? よく使うものを挙げると、次の通りです。 ■陰占/後天…

人生の図式<陽占><後天運>(算命学の全体像②)

陽占でどんな人間かを知る 人間は、生まれると同時にその時の気を吸って、吐くことによって生命活動がスタートします。この場合、吸う気は陰占であらわされますが、吐く気は(自分を通って出されるので)吸う気とは異なります。 この吐く気を記号(十大主星…

人生の図式<陰占>(算命学の全体像①)

基礎は陰陽五行 算命学の「思想」は、これまで書いた自然思想を押さえておけば、ひとまず十分です。簡単にまとめておきますね。 人間は自然の一部で、自然と同じ気でできていて、人間がそれぞれの役目(ミッション)を生きることで、自然はバランスを保つこ…

人間と自然、算命学(算命学と自然思想④)

算命学のベースには自然思想以外の思想(仏教や儒学、古代占星術など)もありますが、本筋ではないので解説は省きます。 人間に関することがらを自然のありかたから類推するって、科学中心の現代にあっては違和感がありますよね…アニミズムの一種なんじゃな…

気の運動と陰陽五行論(算命学と自然思想③)

算命学は、一人ひとりの役目/宿命をどのようにして知ることができるのでしょうか? カギは、気の運動にあります。自然思想では、森羅万象=この世のあらゆるもの/ことを気の運動で説明しようとします。たとえば、まったく同じ条件下で異なる結果になった場…

宿命と運命(算命学の基本思想②)

一人ひとり生まれ持った役目(ミッション)があるという主張は、宿命論というか、自由がないようで嫌な感じもしますよね。また、人びとに役目を知らせることが算命学の目的だと言われると、「お前ら、どんだけ偉いんだよ(笑)だったら、今日の夕食、当てて…

算命学の目的(算命学の基本思想①)

このブログの有名人鑑定は、算命学をある程度知っているかた向けに書いている(通常の鑑定では専門用語は使わず平易にお話しします)ので、初学者のかたにはチンプンカンプンでしょうが、算命学が理論的な占いであることはわかると思います。 はじめに、算命…

算命学はどんな占いか

算命学は、単なる生年月日にもとづく占い(命術)ではなく、人間に関することがら(人事)を知る学問でもあります。すなわち、算命学を学べば、占うことがら(占的)の吉凶だけではなく、自分がどんな人間なのかを知ることができます。どんな人間かがわかれ…

堂本剛氏と百田夏菜子氏の結婚(算命学)

天中殺の結婚だが またおめでたいニュースが飛び込んできた。 堂本剛氏と百田夏菜子氏、大物アイドルどうしの結婚だ。 ともにこれまで恋愛関係の噂はなく芸能記者たちもノーマークだったということで、二人のプロ意識の高さを称賛する声が多い。これでは、フ…

松本人志氏の性加害報道と宿命(算命学)

宿命の弱点 松本人志氏の性加害疑惑が世間をにぎわせている。 週刊文春によると「後輩芸人に女性を集めさせ『俺の子ども産めや!』などと性行為を迫っていた」とのことだが、本当のところどうなのだろう。算命学で宿命を観た。 甲 辛 戊 玉堂星 天将星 寅 酉…