算命学:占い独学講座

算命学を独学で習得したい方々へ、有名人の事例などをまじえながら、実践的な知識をわかりやすく解説します。noteでも販売しますので、ご活用ください。

算命学はどんな占いか

 

算命学は、単なる生年月日にもとづく占い(命術)ではなく、人間に関することがら(人事)を知る学問でもあります。すなわち、算命学を学べば、占うことがら(占的)の吉凶だけではなく、自分がどんな人間なのかを知ることができます。どんな人間かがわかれば、人生の諸問題を解決するのに役立てることができますよね。

また、自分がこの世にどんな役目(ミッション)をもって生まれてきたのかを知ることもできます。だから、現実とのズレを観て、開運するためには今後どのように生きたらよいのかがわかります。

算命学がユニークなのは、これらを(インスピレーションではなく)論理的に導けることです。〇×「占い」ではなく「学」と称しているのは、それ故です。

逆に、人間が関わらない自然現象の予知などはできません。自然に関することがらを知るのは科学の範疇です。

このように、算命学は、単に占的の吉凶だけを観て開運グッズを買わせるような占いとは一線を画しています。

 

算命学はよく当たる占いとして知られていて、人気のある占い師には算命学を参考にしているひとが多くいます。たとえば、一世を風靡した細木数子氏の六星占術は(彼女に占術を指導した)神煕玲氏の真理占星学のアレンジですが(※)、神煕玲氏は算命学宗家である高尾義政氏の弟子です。

 

さて、算命学が論理的だということは、理屈がわかれば(霊感などがなくても)誰でも相談者の役に立つアドバイスができるということです。

では、算命学は、どのような理論にもとづいているのでしょうか?独学している方々の参考になるように、次回から算命学の全体像について解説していきたいと思います。

なお、ここで書くのは、私が学んだときに「安っぽいポエムあるいは難解な哲学っぽく書かれていてわかりにくいな…」と感じたことを私なりに再構成したものです。オリジナルの解説を知りたいかたは、朱学院や高尾学館のテキストやネットに落ちている情報をご覧ください。