算命学:占い独学講座

算命学を独学で習得したい方々へ、有名人の事例などをまじえながら、実践的な知識をわかりやすく解説します。noteでも販売しますので、ご活用ください。

星の使いかたを読む(算命学の全体像⑥)

 

まずは現実を観る

前回の記事を読んで、彼女が陽占の星をどう使っているのかを考えてみましょう。

まずは、宿命を観る前に、現実をよーく観ましょう。現実をよく観ずに宿命だけをいくら観ても、机上の空論に終わります。犯罪捜査では、現場を徹底的に観るでしょ?それと同じです。

彼女の場合、まず気になるのは「神経が過敏」「自己肯定感が低い」という部分。これ、いま流行りの「HSP」ですよね?陽占のどの星がどうなってHSPになっているんでしょう?

これは、鳳閣星の性情に(「のんびり」などのほかに)「神経が細かい」とか「神経質」とかも解説している本などが多いので、初心者でも当たりはつくかもしれません。「周りは気になるタイプ」というのも同じですね。

あとは、鳳閣星がそのような性情になる心のメカニズムを理解することが重要です。暗記するだけでは、応用力がつかないからです。これは、前々回でも触れたように「鳳閣星がのんびりしているのは環境に適応できているからで、そうでなければ、逆に神経質になる」からですね。

こんな感じで現実から星の使いかたを考えていきましょう。本などの情報から(上のように)すぐに当たりがつくことも多いので、進めやすいと思います。

ちなみに、「失言や自分のボロが出ないか気を使う」というのは、禄存星司禄星だと観ました。なぜか?禄存星・司禄星は相手を剋して信頼を得ようとする星ですが、それが逆に相手から剋されて身動きがとれなくなっていいて、禄存星・司禄星をうまく使えていないようにみえるからです。

では、「同僚と比べて待遇が不公平だと愚痴る」というのは、どの星でしょう?初心者には解釈が難しいかもしれません。わからないところは、焦らずそのままにして、後日気づいたときに解釈を書き加えましょう。

 

星以外の影響も読む

もちろん(十大主星以外に)十二大従星の性情もあります。「すぐに飽きてしまう」「執着心はない」というのは天報星が影響しているのかもしれません。

星以外の性情があらわれていることもあります。彼女は、強弱法でいえば、身弱です。心の活動エネルギーが低いんです。だから、「休みの日は寝たりスマホを観たりでごろごろしている」というのもわかります。そうやって、心の活動エネルギーを補充しているんでしょうね。

また、純濁法でいえば、全純です。「周りが目に入らなくなる」というのは、そこからでしょう。

 

そして、「循環法」「局法」と占術が増えていけば、より深く陽占が読めるようになります。たとえば、それぞれの星の使いかたがつながって、相談者の問題がどの星に原因があるのかがわかります。その結果、アドバイスの方針も立てられるようになります。

そこまでいかなくても、陽占の個々の星を現実と矛盾なく解釈できるようになるだけですごいと思います。いろんなひとの性格を読めるようになりますから。そのためには、鑑定の数をこなすことも重要ですが、自分、家族。(人柄をよく知っている)知人・友人を徹底的に研究してください。

算命学は、面白い学問です。楽しみながら、気長にチャレンジしてください。