算命学:占い独学講座

算命学を独学で習得したい方々へ、有名人の事例などをまじえながら、実践的な知識をわかりやすく解説します。noteでも販売しますので、ご活用ください。

フワちゃんの今後を占う②(算命学)

 

デビューをいつとみるかは難しいところです。いまの活躍の原点をYouTubeとするなら、チャンネルを開設した2018年(戊戌)がデビューで、丙寅の天中殺の大運中です。

戊 丙  辛 癸 癸

戌 寅  亥 亥 酉

加えて、お判りでしょうか?

日干支が「辛→癸→丁→乙」と連続して干合変化して(雲龍型)虚気を放っています。

タメ口キャラがあれだけウケたのは虚気の影響でしょうし、天中殺の異様な運気と格が動いていることもあって、一気に売れたのでしょう。

ただ、もともとの宿命がよいわけではないので、虚気から覚めて、天中殺が陰転して、格も止まっちゃうと、一気に運勢は落ちてしまいます。

格が止まったかもという話は前回しましたが、虚気から覚めた背景には「干支齟齬」の影響もあると観ます。

(律 音)  (齟 齬)

辛 癸 癸  辛 癸 癸

〇 亥 亥  亥 亥 〇

上左は年干支と月干支が「律音」ですが、上右は天干と地支がズレているので「干支齟齬」といい(良い意味でも悪い意味でも)意図せずに思わぬことを起こしたり思わぬことが起きたりしやすい宿命といわれます。

今回の騒動も、本人はこれまでどおりのつもりだったのでしょうが、世間からは問題視されて、事態を納めるためにした謝罪も裏目に出て活動休止に追い込まれました。

 

では、彼女は今後どう進むべきか、宿命から考えてみたいと思います。

43歳までは大運天中殺で大きなことを始めるのは避けるべきですが、とはいえ、まだ伸び盛りの年代で何もしないわけにはいきません。だから、これまでとは違う活動への準備に充てるべきだと思います。

また、結婚や出産については(干合相手の干が中殺されているとはいえ)天中殺が明けるまで待っていたら機会を逃してしまいかねません。

しかも、大運の丙は(陰占にはない)調候の守護神、年運の甲/乙は(多すぎる水を漏らす)調和の守護神なので、今年/来年結婚してこれらの干を手に入れたい。

そこで、解決策として(算命学でいう)不自然な結婚にして禍を和らげるというのもひとつだと思います。たとえば、彼女は帰国子女で外国にも頻繁に行っているようだから、「国際結婚」というのもありでしょう。

そして、天中殺が明けるのを待って、準備していた新しい活動を始めてみるのはどうでしょうか。

彼女は頭がいいし、ロールモデルである篠原ともえ氏がそうであるように、まったく違う展開も可能でしょう。

 

最後にコマーシャル。

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今回の記事でいえば、天中殺に関係する内容は、入門テキストでカバーしています(「守護神法」「格法」「局法」「干支齟齬」などはその上の講座になります)。

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