算命学:占い独学講座

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大統領選の行方-トランプvsハリス④(算命学)

 

つぎは、トランプさんです。

少し前までは「ほぼトラ」「確トラ」なんて言われていましたが、ここのところ、ハリスさんの勢いに押されていますね…。陰占から観ます。

地支は半会・支合すればすべて火になって殺印相生格になります。

トランプさんの人生は、ビジネスの急成長から一転、破産の危機に陥るも、その後鮮やかに復活するなど波が大きく、政治経験ゼロから大統領になって、負けても再び共和党候補になるなど、殺印相生格は動いているのでしょう。

ここで解釈が難しいのは、前回大統領になったのが天中殺の大運(辛丑)だったということです。

政治経験ゼロからアメリカ大統領になった例はこれまでになく(殺印相生格に加えて)天中殺の影響もあったのだと思います。

実際、負けてからは議事堂襲撃事件などで大きく運勢を落としましたし、先日の暗殺未遂事件も寿中殺の禍と考えてよいでしょう。

素直に解釈(解釈①)すれば

◇天中殺で始めたことは、全うできない。

◇実際、トランプさんは再選できずに、天中殺の年(庚子)に大統領を退任した。

◇今回再選となると、天中殺での気が再び働いて、禍が起こるかもしれない。

しかし、これとは違う解釈(解釈②)も成り立ちます。

◇大統領は一度退任している。

◇天中殺の大運は終わっているから、再選されても(新たに選出されたのと同じく)天中殺の影響は受けない。

 

では、トランプさんが再選された場合、どのような影響が考えられるでしょうか?

解釈①の場合、天中殺の禍は続くことになります。中殺されているのが寿なので、影響をうけるのは健康/生命かもしれないし(ファストフードばかり食べています)、後継者かもしれないし(バロンくんは寿中殺の大運に生まれています)、あるいは、国民かもしれません。

一方、解釈②の場合、天中殺の禍はあまり考えなくていいことになります。

大運は壬=で、宿命にはない第一守護神がまわって運勢のとてもよい時期です。

トランプさんは、インフレを収束させるために(環境問題なんか気にしないで)ドンドン石油を掘れ(Drill Baby Drill)と言っているし、陰りのある景気が再び良くなるかもしれません。

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