算命学:占い独学講座

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石破茂氏の五回目の総裁選(算命学)

 

自民党総裁選は、実質、石破・高市・小泉の三氏で争う感じですが、石破茂氏は今回で5回目の挑戦、「最後の戦い」と背水の陣で挑んでいます。

米大統領選の記事でも書きましたが、集団のトップは(運勢のよいひとがなれるわけではなくて)集団の運勢に合ったひとがなれるので、個人の宿命を観ても勝てるかどうかは読めません。

今回は石破茂氏の宿命を観ますが、もし氏が総裁そして首相になったとしたら国の運勢はどうなのかということも含めて私見を述べたいと思います。

 

石破茂(1957/2/4生)

丁  丁     貫索星 天貴星

未  酉 貫索星 調舒星 禄存星

      天南星 牽牛星 天極星

81 71 61 51 41 31 21 11 1

癸 甲 乙 丙 丁 戊 己 庚 辛

巳 午 未 申 酉 戌 亥 子 丑

 

空気を読まないひとですよね。堂々と正論を述べるから、党員には人気があるけど、議員にはそっぽを向かれる。陽占を観ると、ここら辺は二つある貫索星と中殺された調舒星、あと、禄存星+天貴星という感じです。

陰占を観ると、生月中殺。氏は世襲議員ですが、どう消化したのでしょう?

中殺されているのは壬=妻ですが、特段問題はない…となると、生月中殺は家系の場所の中殺なので、家系を終わらせるというカタチで消化したと観ます。

氏は世襲議員でありながら世襲を批判していますし、子供は二人とも娘でまだ結婚されていない様子。おそらく娘には跡を継がせないでしょうし、娘が外に嫁いだら家系は終わります。

そうなると、中殺されている官も(もちろん多少の中殺の影響は残りますが)そんなに気にはなりません。

ここら辺は、同じ生月中殺で子供がいなかった安倍晋三氏と似ています。

ただ、議員になったのは1986年(丙寅)の天中殺(福が中殺)で、加えて日干の丁が侮光されています。協調性がないのは福中殺の影響もあるんでしょうし、侮光されてライバルの陰に隠れて目立たない…。

だから、争官でライバルに官を奪われてしまう(総裁選で負け続ける)…なるほど。

 

2020年の総裁選に敗れて水月会の会長を辞任したときは「終わった」という感じだったんですけどね…それが「政治とカネ」で党に逆風が吹くなかで、再び待望論が上がって再び表舞台に…ここら辺はどう読めるでしょう?

氏の大運を観ると、2018年の誕生日から乙未の大運で、第一守護神が周ります。しかも、印なので、助けを得られて、通関で官も得やすくなります。とてもよい運勢の時期です。

だから、敗北は出直すのに吉と観ます。

これを後押しするように、2021年(辛丑)は天剋地冲、2022年(壬寅)は月干支と律音、2023年(癸卯)は年干支と、これまでの自分を改めて再出発する運気が続きます。

そして、今年(甲辰)は年運でも第一守護神が周ります。ライバルに奪われてきた官=総裁の座を奪えれば宿命通り(天干二重干合の消化)なのですが…。

ということは、氏が総裁そして首相になったら、国の運勢は上がりそうです。

リーダーの宿命から、第一守護神が周って官=誇りを取り戻すという国の運勢が読めるからです。

さて、どんな結果になるのでしょうか。個人的には、石破茂氏に一票!党員じゃあないですけどね。

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