算命学:占い独学講座

算命学を独学で習得したい方々へ、有名人の事例などをまじえながら、実践的な知識をわかりやすく解説します。noteでも販売しますので、ご活用ください。

星の使いかたを読む(算命学の全体像⑥)

まずは現実を観る 前回の記事を読んで、彼女が陽占の星をどう使っているのかを考えてみましょう。 まずは、宿命を観る前に、現実をよーく観ましょう。現実をよく観ずに宿命だけをいくら観ても、机上の空論に終わります。犯罪捜査では、現場を徹底的に観るで…

位相法と旺気刑(算命学)

位相法は地支の間の関係で、覚える型が多くて大変ですが、特に後天運による運勢の変化を観るときには役に立ちます。 ただ、ある型に該当しても、解釈の通りのことが起こるとは限らず、それだけで予測すると外してしまいます。 それに、新しい地支が周るたび…

雲龍型に注意(算命学)

連続して干合変化するのを「雲龍型」といいます。 虚気が強くなるので、本来の自分にはない魅力やカリスマ性を発揮するなどの良い面もありますが(下記ブログの記事を参照ください)、実気に戻らないでいると本来の自分の宿命から外れてしまうので、はしごを…

入格者の運勢は最強?(算命学)

算命学には、格法という陰占のパターン認識(※)というか、陰占を観て運勢の良し悪しを判断する早見表のようなものがあります。 ※データの中から決められた特徴や規則を識別して、取り出す作業のこと。 たとえば、下の左はイギリスのキャサリン皇太子妃の陰…

納音は夢が叶う?(算命学)

天干が同じで地支が冲動の関係にある干支を納音(なっちん)といいます。 六十の干支を円周上に並べると(宇宙盤といいます)正反対にあるから、真逆の気です。 だから、日干支と納音の干支が後天運で周ってきたら、これまでとは真逆の環境で、叶わなかった…

天中殺の結婚(算命学)

中丸雄一氏の結婚の鑑定をこちらのブログに掲載しました。 yourlife.hatenablog.jp 堂本剛氏・百田夏菜子氏と同じく、こちらも天中殺の結婚です。 天中殺で始めたことは長続きしないし、続けようとするとシワ寄せがくるというのが算命学の原則ですが、いたず…

鑑定の練習問題(算命学の全体像⑤)

性格を当てる? 今回は、鑑定練習とはどんな感じか、参考のため例を紹介します。 職場の人間関係に悩んでいる知人女性(40代、会社員、既婚・子なし)。彼女曰く… 女性ばかりの部署に異動したが、お局様やその周辺からなぜかにらまれ、孤立している感じで働…

鑑定してみよう(算命学の全体像④)

現実は単純ではない 鑑定できるようになるには「知識が2割、経験が8割」です。 これは、勉強すべきことは多くない、という意味ではありません。いくら勉強して知識が増えても、経験=多くの鑑定経験を積まないと、その知識は使いものにならない、ということ…

鑑定でよく使う占術(算命学の全体像③)

算命学では、持って生まれた気をあらわした陰占/陽占/後天運をさまざまな占術を用いて読み解いて、そのひとの(広義の)宿命を明らかにします。 では、算命学にはどんな<占術>があるのでしょうか? よく使うものを挙げると、次の通りです。 ■陰占/後天…

人生の図式<陽占><後天運>(算命学の全体像②)

陽占でどんな人間かを知る 人間は、生まれると同時にその時の気を吸って、吐くことによって生命活動がスタートします。この場合、吸う気は陰占であらわされますが、吐く気は(自分を通って出されるので)吸う気とは異なります。 この吐く気を記号(十大主星…