算命学:占い独学講座

算命学を独学で習得したい方々へ、有名人の事例などをまじえながら、実践的な知識をわかりやすく解説します。noteでも販売しますので、ご活用ください。

山本由伸氏の今後を占う(算命学)

 

宿命の特徴

山本由伸氏のドジャース入りが話題になっているが、12年で455億円、メジャーでまだ一球も投げていないのに、投手として史上最高額の契約である。

つまり、12年間はそれに見合う活躍をし続けないとファンなどからは評価されないということで、これはものすごいプレッシャーだ。

大丈夫だろうか…

気になったので、算命学で氏の運勢を占ってみた。

 丙 庚 戊     鳳閣星 天貴星

 申 申 寅 鳳閣星 鳳閣星 貫索星

       天胡星 禄存星 天胡星

 

宿命は金が、人体図は鳳閣星が多く、偏ってはいるが大した特徴は見当たらないようにみえる。

しかし、よく観ると、従生財格一点破格で、破の守護神は甲で母/印である。すなわち、母親が陰で支えてくれて氏が野球一筋の生きかたをすれば、格が動いて運勢はものすごく伸びる。

氏には恵まれた才能があるだけに、いまの活躍は納得がいく。

加えて、忌神の土は年干に透干しているが、これは父親の干である。氏は野球をやっていた父親の薫陶を受けて野球一筋の人生を歩んできたのであり、これは氏の忌神消化に役立っていて、格が止まってもそんなに運勢は落とさないだろう。

氏の活躍は良き家族のおかげであり、格が動くかぎり、運勢は氏の活躍を後押ししてくれるだろう。


気になるのは…

心配なことがあるとしたら、日干の丙を囲む金の存在だ。五徳でいえば禄だからお金や信頼だか、ファンや周りの信頼を失うと、一気に宿命から外れる。

いまの状況はその宿命どおりだが、走り続けないといけないわけで、相当にしんどいだろう。影響は忌神の土=寿に出るかもしれない(ケガや病気など)。

また、金は人物でいうと、配偶者や愛人になる。すなわち、異性関係の乱れに出る可能性もあって、そうなると、野球にも影響が出るかもしれない。人体図に鳳閣星が3つあるのと親和的だ。

ただ、氏には女性関係の噂はあまり聞かれないし、その点は大丈夫なのかもしれない。いずれにしろ、しっかりした奥さんをもらうことが大切だ。

 

来年は?

来年と再来年は氏の天中殺で、母/印=破の守護神が中殺されるから、格が止まるかもしれない。

ただ、再来年の誕生日までは一番いい守護神がまわる大運で、年運でも二番目にいい守護神がまわるから、そんなに運勢は落ちないだろう。

ただ、結婚は避けたほうがよい。結婚が続くかぎり破の守護神が中殺されるし、結婚が続かないかもしれないからだ。

大変だが、日本にいたとき以上の活躍をして、サイ・ヤング賞をとってほしい。

健闘をお祈りします!