算命学:占い独学講座

算命学を独学で習得したい方々へ、有名人の事例などをまじえながら、実践的な知識をわかりやすく解説します。noteでも販売しますので、ご活用ください。

日本と世界を占う(算命学)

トランプ大統領の言動に世界が揺れている。

日本と世界はこれからどうなるのか、算命学で占ってみたい。

 

算命学では国の運勢をどう占うのか、大きく3つの技法がある。

一つ目は、西洋やインドのマンデーン占星術と同じく、建国の日を生年月日として占う方法。建国の日は憲法記念日とするのが一般的だが、米国は独立記念日とするひとも多い。個人的には、宿命と歴史と一番当てはまりのよい日を選ぶべきだと思うが、どうだろう、まあ…。

二つ目は、算命学特有の技法で、国の運勢を「動乱期→教育期→経済確立期→庶民台頭期→権力期→…」と5つのステージに分けて、それらが循環すると観る技法。国のトップ(現代の日本なら首相、江戸時代なら将軍)でステージを区切ることもあるが、簡便で数百年にわたる国の趨勢を占える反面、読める内容は大雑把すぎる(後付け解釈には都合がよいが、予測するとなると…)。

三つ目は、国のトップの運勢から推し測る方法で、集団の運勢に合った宿命の人物がトップに就くと考える。伸びる国はよい運勢のひと、衰える国は悪い運勢のひとがトップに就く、というわけだ。となると、占える範囲は、基本的に現在のトップが就任している期間ということになる。

 

どの技法がよい/悪いというわけではなく、視力=占いの精度は国や時代、近い/遠い未来などで異なるが、個人的には、三つ目の技法が一番しっくりくる。占い以前に、トップの選択で集団の命運が左右されることは多いし、特に現在のような混迷した世界情勢ではなおさらだ。

よって、ここでは、三つ目の技法で日本と米国、中国の今後数年間を占ってみたい。

次回は、震源の中心地である米国をトランプ大統領の宿命を通じて観る。