情報はあふれているが
占いに限らず、習い事には(時間だけではなく)お金がかかります。算命学に興味があるが「お金をかけずに自分のペースで学びたい」というかたも多いでしょう。
算命学は習得が難しいと言われますが、入門から初級/中級/上級、奥義の内容まで、ネットにあふれていますから、いまや占うのに必要な知識はネットで独学可能です。
それに、先生についたほうが上達は速いかというと、先生によります。
自分でも十分に理解できていないのに、伝えられたことをそのまま伝える先生。占いの世界では、よく見かけます。占いは、直観が勝負で論理は軽視されがちなところがあるからでしょうか・・・。
<独学するメリット>
◇必要な知識はネットにある。
◇自分のペースで自由に学べる。
◇先生は玉石混交。
デメリットもある
一方、算命学を独学する場合には、わからないことがあっても誰も教えてくれないというデメリットがあります。
もちろんYahoo!知恵袋や5チャンネルなどのコミュニティを利用する手もありますが、回答者が玉石混合で正しい情報を得られる保証はないし、対面とは違って自分が納得いくまで質問を繰り返せるわけではありません。
また、文字にはできない情報はネットでは伝わらないのもデメリットです。情報の重要度や細かなニュアンス、対話から得られる気づきなどは、ネットでは得られません。
<独学するデメリット>
◇疑問に答えてくれるひとがいない。
◇正しい情報を得られる保証はない。
◇文字にはできない情報もある。
先生/学校選びのポイント
では、算命学は、独学したほうがよいのか、独学しないほうがよいのか?これは、ひとによります。
はやく占い師になりたいひとは、先生につくか、学校に通ったほうがいいでしょう。
先生につく場合は、自分のことを占ってもらう、ブログなどを読んで他の先生と比較するなどして、その先生の力量や教えかた、自分に合っているかなどを検討してから、先生を決めるとよいと思います。
お金についても、高額な入学金・授業料を一括で納めないといけないようなところは避けたほうがよいでしょう。先生の選択を誤ったときに後悔しますから。
その点、学校は安心できます。教えかたのノウハウが蓄積されていますし、授業料も月謝制でいつでもやめられます。
算命学で歴史と実績がある学校は「朱学院」「高尾学館」の2校で、他(2校の通信課程も含む)は個人の先生と同じと考えたほうが良いでしょう。2校の違いは、簡単に言えば、朱学院は実践重視、高尾学館は理論重視で、たとえば、「ノウハウをはやく知りたい」というひとは前者、「理論をしっかり学びたい」というひとは後者、という感じだと思います。興味のあるかたは、2校の無料説明会に出席して決めるとよいでしょう。
全体構造とノウハウ
一方、「趣味で占えるようになりたい」「どのような占いか知りたい」というひとなどは、ネットで十分だと思います。
ただ、そのときに重要なのは、算命学の見取り図というか、全体構造をあらわした(少し詳しい)目次で、それがないと、あふれる情報のなかで「なにをどう学んだらいいのか」方向を見失い挫折するかもしれません。
意外なことに、この類の情報はネットには落ちていないようで、このブログでお話しようと思います。
また、知識をどのように使って占うのかというノウハウも重要で、こちらは有名人などの鑑定事例がネットでもあるので、わかりやすい解説を参考にするとよいと思います。
ただ、先生が手取り足取り教えてくれるわけではないので、考えながら自分のやりかたを模索していくしかありません。
心もとないように思われるかもしれませんが、占いかたに正解はありませんし、占い以外の知識(心理学など)・ノウハウ(話術など)も重要なので、アリだと思います。
独学者のサイト
占いができるようになるには「知識が2割、経験が8割」です。
このブログでは、算命学を独学で習得したい方々へ、早く「経験」が積めるように必要な「知識」を簡潔にわかりやすくお伝えしたいと思いますが、もちろんボランティアではありません。
ネットで流れている情報から踏み込んだ、より深くて実践的な知識・ノウハウについては、noteなどで販売します。また、改訂を重ねて、オンライン講座のテキストにする予定です。
そして、欲しい情報だけを選んで学べる「独学者」のサイトにしたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。